どうすれば沖縄県にお金を落としてもらえるか(国からの援助を除く)
平成25年の平均年収ワースト2位が下記です。
都道府県 平均年収 平均からの差額
46 宮崎 347万円 -122万円
47 沖縄 333万円 -136万円
全国平均 469万円
沖縄県はワースト2位の宮崎県よりも更に、-14万円安い結果になっています。
ということは、単純計算ですが月の平均で1万円以上も収入が違います。
そこで全国最下位の収入を全国平均まで上げるにはどうすれば良いか考えてみようと思います。
1. 産業の内訳
古いデータですが、平成22年度の沖縄県における産業の内訳は以下のようになっています。( )内は全国平均
1次産業 2% ( 9.8%) 農業・漁業・畜産業
2次産業 12.4% (29.0%) 建築業・製造業
3次産業 85.5% (59.5%) 商業・金融・観光サービス業
平成22年国勢調査結果(労働力状態、産業別構成等 ...
全国平均と比較すると3次産業が多く、1次2次産業が低くなっています。
沖縄県は3次産業に力を入れているように感じますね
2. 沖縄県の施策
平成27年度の施策から気になるものをピックアップしてみました。
- 那覇空港第2滑走路建設
- 中城湾港の整備
1の那覇空港第2滑走路が平成32年西暦だと2020年に完成すると滑走路の処理容量が以下のように増加する。
13.5万回→18.5万回 1.37倍
これは単純に観光客が1.37倍に増えるだけでなく、運搬される貨物の量も1.37倍増えることになる。
2の中城湾港の整備が整うと、今までは船の貨物は沖縄の那覇側から運搬されていたが、太平洋側から貨物を扱うことができる。
ということは、東南アジアからの輸送コストが減るということです。
3. まとめ
1と2しか書いていないですが、私なりのまとめです。
沖縄県の産業では第3次産業とは切っても切り離せない。
そうであれば、第3次産業に絡めた、1次または2次産業を考えればいいのではないか?
また2で書いた、那覇空港第2滑走路と中城湾港の整備が完成すると、
貨物の量が増えるため、特に加工業の2次産業が活性化する可能性があるのでは?
ということで、素人の考えではありますが、私の結論としましては
観光客の方が欲しがる加工品を作成することができれば所得賃金が増える可能性がある
ということで、まとめさせていただきます。
ご意見などありましたらどしどしお願いします。
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